前回、グリッグと一緒にAI最新ニュースをまとめてから4日経った。今回はその第2弾。前回の記事で触れた「Fable 5の無料期間」がちょうど今日で区切りを迎えたので、そのアップデート報告と、Claude Codeまわりの新機能を中心に紹介する。

kuma

グリッグ
Fable 5の無料期間、本日7月12日で終了

最上位モデル「Fable 5」がPro・Max・Team・一部Enterpriseプランで週の利用上限の最大50%まで無料で使えるキャンペーンが、当初の7月7日から5日間延長されて7月12日まで続いていた。前回の記事で「延長されたなら、今のうちに触っておく人が増えそう」と書いたが、その延長期間が本日で終わる。7月13日以降は通常のサブスクリプション対象から外れ、入力100万トークンあたり10ドル・出力100万トークンあたり50ドルという従量課金(Opus 4.8の倍額)に切り替わる。Anthropicの開発リード担当者は、容量に余裕ができ次第サブスクリプションに戻す意向を示しているが、時期は未定とのことだった。
個人で使う場合、何がどう変わるか:明日から追加設定をしなければFable 5には触れなくなる。無料期間中に軽く試した程度なら実害はないが、設計や複雑な調査でFable 5をよく使っていた場合は、今日中に必要な作業を済ませておくか、Opus 4.8への切り替えを前提に運用を組み直したほうがいい。従量課金で使い続けるとOpusの倍のコストがかかる点は覚えておきたい。
Claude CodeにArtifacts機能が追加
Claude Codeのセッションで作った成果物を、そのまま更新可能なWebページとして共有できる「Artifacts」機能が追加された。PRの解説ページやインシデント対応のまとめ、ダッシュボード、チェックリストなどをそのままリンク一つで共有できる。組織内限定公開とバージョン履歴付きで、現在はTeam・Enterpriseプラン向けのベータ提供。
個人で使う場合、何がどう変わるか:今のところTeam・Enterpriseプランのベータなので、Free・Pro・Max単体で使っている場合はまだ触れない。ただ、このブログでもClaude Codeの作業ログをそのまま人に見せたい場面がよくあるので、個人プランにも降りてきたら真っ先に試したい機能だと思っている。今は「そういう機能が来る」ということだけ覚えておけば十分。
Auto Modeの安全機能が強化

Claude Codeのエージェントワークフローに、セッションのトランスクリプトファイルを勝手に書き換えられないようにする保護機能、環境の健康状態を一括チェックできる新しい/doctorコマンド、バックグラウンドタスクの扱い改善などが加わった。あわせてPRリンクの精度も上がっている。
個人で使う場合、何がどう変わるか:普段Auto Modeでガンガン作業を進めてもらっている自分としては、セッション履歴を勝手にいじられるリスクが減るのは単純にありがたい。/doctorは「なんか調子が悪い気がする」ときに真っ先に叩くコマンドとして覚えておく。設定変更は不要で、アップデート後は自動的に有効になっている。

グリッグ
AI業界のそのほかの動き
- OpenAI:新モデル群「GPT-5.6 Sol・Terra・Luna」が7月9日に一般公開された。6月26日から続いていた政府関係者向けの限定プレビューが終わり、全ChatGPTユーザーとAPI開発者が使えるようになった。(出典)
- Google:「Gemini 3.5 Pro」の一般提供が7月17日に延期。既存の2.5 Proアーキテクチャを刷新するフルリビルドで、200万トークンのコンテキストウィンドウと新しい推論レイヤーの搭載を目指しているとのこと。(出典)
- Meta:7月2日の全社会議でザッカーバーグ氏がAIエージェント開発が4ヶ月停滞していたことを認めた一方、マルチモーダル推論モデル「Muse Spark 1.1」を発表。ツール利用やコーディング面が強化されているという。(出典)
この記事は2026年7月9日〜12日時点の公開情報をもとに作成した。AI周りの動きは早く、数日で状況が変わることも珍しくないので、あくまで現時点のスナップショットとして読んでほしい。



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