Claude Sonnet 5.5が登場、OpenAIはDevDayで常駐エージェントDotsを発表(AI最新ニュース 9月5週目)

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今週はAnthropicからSonnet 5.5が出て、OpenAIはDevDayで新製品をまとめて発表し、GoogleもGemini 4をようやく公開した。各社のモデルが同じ週に並んだので、自分の運用に関係しそうなところを中心に整理しておく。

Claude Sonnet 5.5の性能と料金

Anthropicは9月28日、Claude Sonnet 5.5を発表した。前のSonnet 5より30%以上速く、多くの作業で費用が最大30%下がるという。トークン単価はSonnet 5と同じ入力100万トークンあたり2ドル、出力10ドルのままで、同じ作業をより少ないトークンで終えられることが値下がりの理由として説明されている(Thurrott)。9月22日に出た上位モデルのOpus 5.5に近いベンチマーク結果を出しつつ、Opusより安く速く使える位置づけで、GitHub Copilotでも同日から選べるようになった(The Decoder)。Sonnetとしては初めて、上位モデルと同じサイバー攻撃悪用への安全対策を最初から組み込んだモデルでもある。

個人で使う場合、何がどう変わるか。Claude Codeでは、Sonnetを選んだときに使われるモデルが自動でSonnet 5.5に切り替わった。サブスクリプションで使っている分には月額は変わらず、応答が速くなる効果のほうが体感しやすいはずだ。自分は普段の作業をSonnet、重い設計をOpusと使い分けているので、Opusに切り替える場面が少し減るかもしれない。なお、claude.aiの無料プランでいつから使えるかは、今回読んだ範囲の記事には書かれていなかった。

出典: The Decoder

Claude Code v2.1.283〜286の変更点

Claude Codeは9月25日から30日にかけてv2.1.283からv2.1.286まで更新された(Claude Code公式changelog)。個人利用で目に付いた変更は次のとおり。

  • v2.1.283(9/25):対話型のセッションが最初から自動モードで始まるようになった。設定で元の手動確認に戻せる。CLAUDE.mdやスキルを点検する「/doctor prompt-audit」も追加された
  • v2.1.284(9/28):Sonnet 5.5が標準のSonnetになった。自動モードで作業フォルダ外のファイルを読む確認に「今回だけ許可して次はまた聞く」という選択肢が増え、使用量の表示に米ドル換算が加わった
  • v2.1.285(9/29):「claude –desktop」でデスクトップアプリを開けるようになった
  • v2.1.286(9/30):確認が続くときに「2 of 5」のように何件目かが表示されるようになり、ログインまわりの不具合も多数直った

個人で使う場合、何がどう変わるか。自動モードが最初から有効になる変更は、確認の手間が減る一方で、何を自動で許可させるかの判断をAI側の判定に任せる範囲も広がる。自分は危ないコマンドを止める承認ゲートを別に入れているので大きな影響はないが、何も設定していない人は一度、標準の動作が変わったことを知っておいたほうがいい。「/doctor prompt-audit」は、育ててきたCLAUDE.mdやスキルが膨らみすぎていないかを見直すのにちょうどよさそうなので、月1回の見直しで試してみるつもりだ。

Claude Codeのアップデートを伝えるイメージ画像

Claudeのプラグインを公式ディレクトリに申請する窓口

Anthropicは9月25日、Claudeのプラグインを公式ディレクトリに申請するための窓口を開いた(Anthropic公式)。プラグインは、外部サービスとつなぐMCPコネクタとスキルをまとめた拡張機能のことだ。有料プランの利用者なら、MCPコネクタ単体か、GitHubに置いたプラグイン一式を申請できる。申請すると自動で検証と安全性のスキャンが走り、審査の進み具合や修正の指摘を画面で確認できる。公開後は、インストール数や検索から見つけられた回数も見られるという(AI Catchup)。

個人で使う場合、何がどう変わるか。使う側から見ると、公式の審査を通ったプラグインが増えることで、出どころのはっきりした拡張機能を選びやすくなる。作る側としては、有料プランを契約していれば個人でも自作のスキルを公開できる道ができた。自分の手元には朝のチェックやブログの下書き作成など自作スキルが20個近くあるが、個人の環境に強く依存しているので、そのまま公開できるものは今のところない。汎用化できそうなものがあれば検討したい。

出典: Anthropic公式

AI業界のそのほかの動き

  • OpenAI、DevDayで常駐型のエージェント「Dots」を発表:9月29日のDevDayで20以上の発表があり、その目玉が専用のクラウド上のパソコンとブラウザを持って動き続けるエージェント「Dots」だった。まずはProとBusiness Premiumの契約者向けに提供される。(BenchLM)
  • OpenAI、APIで安価なGPT-6.1 Solを公開:同じくDevDayで発表された。料金は入力100万トークンあたり2ドル、出力10ドルで、Sonnet 5.5と同じ水準に並んだ。(NoCode MBA)
  • Google、Gemini 4の最初のモデル「Gemini 4 Argon」を発表:9月30日に発表されたが、当初はサイバー防御を担う提携先だけに提供され、Geminiアプリではまだ使えない。有料のAPI利用者とGoogle AI Ultraの契約者が次に使えるようになる予定で、時期は示されていない。(TechCrunch)

参照元: Claude Code公式changelog / Anthropic公式(プラグイン申請窓口)

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